今回は、基本のしつけのひとつである「お座り」を最短で覚えさせるトレーニング方法をご紹介します。

 

お座りは犬が興奮しているときに指示して落ち着かせることができるので、早いうちに覚えさせておくと何かとしつけがしやすくなります。

 

お座りは生後3~5カ月が最も覚えやすい時期と言われており、お座りをマスターすると、「待て」のコマンドへも移行しやすいので、犬との主従関係・信頼関係を築くうえでも役立ちます。

 

もしこのブログを読んでいる方の愛犬が生後5カ月を過ぎていても、毎日しっかりと関わってあげて、アイコンタクトを取りながら信頼関係を深めながら根気強くしつけていくことで、犬はお座りを覚えてくれますので安心してくださいね。

お座りを覚えさせる手順

まず注意点として、最初は「お座り」の掛け声はなしでトレーニングをはじめましょう。

コマンドとの紐づけは、ある程度トレーニングが進んでから意識させるようにするのがコツです。

お座りのしつけ手順としては、概ね以下のように行うのがオススメです。

 

お座りのトレーニング手順

①愛犬が好きなおやつ(低カロリーでヘルシーなもの)をご褒美として用意しておきます。

②おやつを片手で握って犬の鼻先に近づけ、「ご主人の手の中に美味しそうなものがあるな」と気づかせます。

③もし飼い主の手に興味を示さないorおやつに気づかなければ、実際に食べさせて「手の中に美味しいものがある」と認識させます。

④おやつを持った手を犬の鼻先から顔の後ろの方にゆっくり移動させる。そうすることで、犬はのけぞって苦しい体制になるので、自然と腰が地面についてお座りの姿勢になります。

⑥腰を落としてお座りの姿勢になった瞬間にご褒美をあげ、すぐに「かしこいね」と褒めて撫でてあげます。
お手のトレーニングと同様、褒める言葉はひとつに統一しましょう。

 

上記のとトレーニングを数回繰り返すと、犬は腰を落とす(お座りの体制になる)=ご褒美がもらえる行為だと学びます。

※④でもし犬が後ろに下がるだけで地面に腰を落とさない場合、優しく腰に手を当てて座るようにサポートしてあげてください。

「お座り」のコマンドとの紐づけ

ここまでのトレーニングで、犬はお座りの体制になるとご褒美がもらえると学習しました。

次に、以下の手順で「お座り」のコマンドとの紐づけを意識させます。

 

  1. 先ほどと同じ手順・動作のなかで、犬が腰を落として座る瞬間に「お座り」と指示します。
  2. 犬が腰を落とした瞬間にご褒美をあげ、褒め言葉をかけて撫でてあげます。

 

ポイントは、犬が腰を落としてお座りの動作をとる直前に「お座り」のコマンド、そして動作の直後にご褒美をあげることです。

 

これを繰り返すことで、犬の中で「腰を落とす姿勢」=「お座り」という紐づけがされるようになります。

 

このトレーニングに慣れてきたら、次はご褒美なしでお座りをするトレーニングに移りましょう。

犬に「お座り」のコマンドを出し、座ったらすぐに褒め言葉をかけて撫でてあげます。

 

犬にとっては本来飼い主に褒められること自体がご褒美ですので、トレーニングの中でおやつを与える回数を徐々に減らしていき、褒めてやることを主たるご褒美とするように移行していきましょう。

お座りのしつけ中に気を付けたいこと

前述のように、お座りができるたびにおやつを与えていると、いくら低カロリーなものでも肥満になりますし、お腹がいっぱいになってご飯が食べられなくなります。

 

ご褒美としておやつを与える回数を2回中1回、3回中1回と段階的に減らしていき、最終的には褒めてあげるだけでもお座りができるようにしていきましょう。

 

ただし、おやつなしでのお座りをマスターした後でも、お座りができたときは必ず褒めてあげることを忘れないでください。

 

慣れてきたら家の中だけでなく、散歩中の信号待ちのときなど外でもお座りができるようにトレーニングしていきましょう。

そうすることで、散歩中に他の犬が興奮しているときでも自分の愛犬は落ち着かせやすくなり、余計なトラブルを未然に防ぐことにつながるからです。

 

また、その他には以下のようなことに注意してください。

「お座り」トレーニングの注意事項

・子犬の集中力は長くても15分程度なので、あまり長い時間続けてトレーニングしない。

・同居の家族がいる場合、コマンドはひとつに統一する。
※「お座り」「シットダウン」「座れ」など様々な指示語を使うと犬が混乱するため

・できなくても「もう!」「また失敗!」など声をあげず、淡々としつけを続ける。
トレーニング中に声を出すのはコマンドを出すときと褒め言葉をかけるときだけ。

まとめ

今回はお座りを上手に覚えさえるしつけ方法をご紹介しました。

 

しつけ本を読んだりしながら色々試しましたが、僕がこれまでの愛犬に実践した中ではこのトレーニング方法が最も簡単に、かつ最短でお座りを覚えさせることができました。

 

犬も意思を持った生き物ですので、日によっては気分が乗らなかったりするとトレーニングが停滞するときもあるかもしれませんが、根気強く続けると必ずコマンドを覚えてくれますので、愛犬と二人三脚で頑張ってみてくさいね。

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