ドラマ「嘘解きレトリック」は、昭和初期のレトロな風景や時代感あふれる街並みが視聴者を魅了する作品です。
鹿乃子や左右馬が訪れる場所は、物語のミステリアスな世界観を引き立てるだけでなく、ファンが実際に足を運んでみたくなるような情緒あるロケ地ばかりです。
この記事では、登場したロケ地をエピソードごとに紹介し、各地の観光情報も合わせてお伝えします。ドラマの舞台裏を感じながら、昭和の風情を満喫しましょう。
この記事を読むとわかること
- 「嘘解きレトリック」各話の具体的なロケ地の紹介
- 昭和レトロな雰囲気を体感できる観光スポット
- 作品の舞台背景を体験するロケ地巡りの楽しみ方
第1話 – 昭和初期を感じさせる足柄森林公園とワープステーション江戸
「嘘解きレトリック」第1話では、鹿乃子の通う学校や町の風景として、昭和初期のノスタルジックな雰囲気が漂う場所が登場しました。
特に旧福澤小学校(足柄森林公園)がロケ地として使用され、学校のシーンで多くの視聴者に印象を与えました。
この公園は昭和初期の建物が保存されており、当時の雰囲気を感じられる貴重な場所として知られています。
旧福澤小学校(足柄森林公園) – 鹿乃子が通っていた学校
鹿乃子が通っている学校のシーンは、足柄森林公園の旧福澤小学校で撮影されました。
このロケ地はレトロな木造校舎が特徴で、昭和の学校生活を感じさせる雰囲気がドラマの設定とぴったりです。
また、校舎の趣ある外観と教室内の木製の机や椅子は、ドラマの時代背景を見事に再現しています。
ワープステーション江戸の近現代エリア – 九十九夜町の街並み
九十九夜町のシーンには、茨城県つくばみらい市のワープステーション江戸が使用されています。
特に近現代エリアが昭和初期の商店街風に仕立てられ、ドラマのミステリアスな雰囲気を引き立てています。
ワープステーション江戸は歴史的な建物が多く、映画やドラマのロケ地としても人気ですので、昭和の街並みを体感しに訪れてみてはいかがでしょうか。
第2話 – 藤島家と神社が登場する印象的なシーン
第2話では、主人公たちが向かう藤島家の豪邸や、物語の鍵を握る神社が登場し、緊張感あふれるシーンが展開されます。
これらのロケ地は、ドラマの持つ昭和レトロな雰囲気を際立たせ、物語に深みを与える重要な要素として描かれています。
八鶴湖公園 – 2人が出会うシーン
八鶴湖公園は、藤島家へと続くシーンで使用され、登場人物たちが物語の核心に迫っていく場面に臨場感を加えています。
この公園は四季折々の美しい風景が魅力で、昭和初期のレトロな雰囲気が漂う静かな湖畔が、緊張感を引き立てています。
八鶴亭 – 藤島家の応接室として使用
藤島家の応接室のシーンは、千葉県八鶴亭で撮影されました。明治時代に建てられた木造建築が特徴で、古き良き日本の建築様式を感じさせます。
和風の応接室は、藤島家の格式高い雰囲気を醸し出し、物語の緊張感を一層引き立てています。
八鶴亭は、現在も和風レストランとして営業しており、訪れるとドラマのシーンを思い起こすことができるスポットです。
第3話 – 千葉県立房総のむらと佐原エリア
第3話では、古道具店のシーンや、登場人物たちが出会いの場面として利用する町並みが印象的に描かれています。
このエピソードのロケ地は、レトロな町並みがそのまま残る千葉県の佐原エリアと、伝統的な建築が多く再現されている千葉県立房総のむらで撮影されています。
房総のむら「商家の町並み」 – 古道具店のシーン
古道具店の場面は千葉県立房総のむら内にある「商家の町並み」で撮影され、昭和時代の趣きが感じられるシーンが広がります。
ここでは古民家風の建物が並び、歴史的な生活様式がそのまま再現されています。
房総のむらは、昭和初期の生活を垣間見ることができる展示やイベントも開催しており、タイムスリップしたような体験を楽しめる場所です。
小野川に架かる樋橋 – 緊張感漂う橋の場面
佐原エリアの小野川に架かる樋橋は、ドラマの重要な場面で登場しました。
樋橋は「じゃあじゃあ橋」としても知られ、30分ごとに水が流れ落ちる仕掛けが観光名所となっています。
この橋のレトロなデザインと川沿いの風景が、ドラマの緊迫したシーンにぴったりのロケーションです。
第4話 – 牛久シャトーと月崎駅での人形屋敷エピソード
第4話では、ミステリアスな人形屋敷が登場し、物語のサスペンスがさらに深まります。
このエピソードの印象的なロケ地として、茨城県の牛久シャトーと千葉県の月崎駅が使用されており、それぞれがドラマの世界観を強調しています。
牛久シャトー – 人形屋敷のある謎めいたシーン
人形屋敷の場面には、茨城県にある牛久シャトーが使用されています。この洋風の建物は、日本初のワイン醸造所としても知られ、重厚で歴史ある雰囲気が特徴です。
シャトー内の廊下や部屋は独特の陰影があり、ドラマのミステリアスな雰囲気にぴったりのロケーションとして採用されています。
牛久シャトーは現在も観光施設として一般公開されており、建物内外を見学することができます。
月崎駅 – 列車が到着する場面
千葉県にある月崎駅は、列車が到着する緊迫したシーンで登場しました。月崎駅は小湊鉄道の無人駅で、古風な木造駅舎が昭和初期の雰囲気を醸し出しています。
周囲を豊かな自然に囲まれたこの駅は、都会から少し離れたノスタルジックな雰囲気が漂い、ドラマの静謐なシーンにぴったりの場所です。
実際に訪れると、ローカル線のゆったりとした時間の流れを感じることができ、ドラマの世界観を追体験できるスポットです。
第5話 – 綾尾家と櫻戸病院のミステリアスな空間
第5話では、物語の核心に迫る綾尾家や櫻戸病院が登場し、不穏な空気が漂います。
このエピソードでロケ地に使用されたのは、水海道風土博物館の坂野家住宅と、埼玉県の深谷商業高校二層楼です。
それぞれの建物が持つ重厚な雰囲気が、綾尾家や病院の謎めいた空間にぴったりの設定として描かれています。
水海道風土博物館 坂野家住宅 – 綾尾家の敷地として登場
綾尾家のシーンは、水海道風土博物館にある坂野家住宅で撮影されました。この歴史的建造物は、江戸時代末期に建てられたもので、伝統的な和風建築が特徴です。
綾尾家の重厚な雰囲気と邸宅としての格式を備えたこの住宅は、物語の謎と緊張感をさらに高めるシーンを演出しています。
水海道風土博物館では、坂野家住宅の他にも歴史的な建物が展示されており、訪れると当時の生活様式を感じ取ることができます。
埼玉県立深谷商業高校二層楼 – 櫻戸病院の外観
櫻戸病院の外観シーンには、深谷商業高校の二層楼(記念館)が使用されています。この二層楼は、明治時代の洋風建築で、独特の威厳ある雰囲気が特徴です。
櫻戸病院の謎めいた印象を強調するため、荘厳な建物が選ばれたと考えられます。
現在は記念館として一般公開されており、訪れることでドラマのシーンとリンクする体験ができるスポットです。
第6話 – レトロな町並みを再現する房総のむらでの撮影
第6話では、昭和初期を再現したレトロな町並みが舞台となり、登場人物たちのドラマが展開されます。
このエピソードの撮影には、千葉県立房総のむらが使用されており、昭和初期の町並みがそのまま再現されています。
房総のむらは時代劇やレトロなドラマの撮影地として人気があり、作品の世界観を忠実に表現しています。
房総のむら「木工所 長柄屋」 – 鹿乃子と千代が訪れた左官屋
第6話で登場する左官屋のシーンは、房総のむら内にある「木工所 長柄屋」で撮影されました。
この場所は、木製の古い建物が立ち並び、昭和の職人の作業場を彷彿とさせます。
鹿乃子と千代が訪れるこのシーンでは、情緒ある建物のディテールがリアルに映し出され、視聴者を昭和の世界へ引き込みます。
小間物の店「くるり」 – 鹿乃子と千代が立ち寄る場面
また、鹿乃子と千代が立ち寄る小間物屋のシーンは、房総のむらにある「くるり」で撮影されています。
この店は、古い雑貨や日用品が揃い、昭和初期の庶民の生活を感じられるロケーションです。
小間物屋「くるり」は、訪れる人々にとってもタイムスリップしたかのような気分を味わえる場所で、房総のむら全体がドラマの舞台を体験できる観光スポットです。
まとめ – 「嘘解きレトリック」のロケ地を巡り昭和の風情を体感しよう
ドラマ「嘘解きレトリック」は、昭和初期の懐かしい風景や独特の美しい建物が数多く登場し、物語のミステリアスな世界観を見事に表現しています。
各エピソードで使用されたロケ地は、ドラマの舞台を感じられるだけでなく、昭和時代の日本の風情や情緒を体感できる観光スポットとしても魅力的です。
今回ご紹介した足柄森林公園、房総のむら、牛久シャトーなどの場所は、実際に訪れると作品のシーンが思い起こされ、ドラマの世界観をより深く楽しむことができるでしょう。
「嘘解きレトリック」のロケ地巡りで、昭和の風情とともに、物語に登場する場所を追体験しながらドラマの魅力をさらに味わってください。
この記事のまとめ
- ドラマ「嘘解きレトリック」のロケ地を各話ごとに紹介
- 足柄森林公園や牛久シャトーなど、昭和風情が漂う場所
- ロケ地を巡りながらドラマの世界観を体感できるスポット